今日,新聞を見て驚いた。7月25日NikonD700発売。FXフォーマットCOMSでISO6400,8コマ秒のシャッターユニットをD300のボディに入れた。完璧ではないか。

Nikonは上位機種の技術を下のクラスに投入する。銀塩時代のF5とF100のように今回も凄い兄弟機が出た。

Canon5Dの後継機については何度かこのBlogにも書いた。その予想がD700で実現されている。(お〜。 & あれぇ〜?)
Canonは上位機種と下位機種では思想が全く違う。完璧な性能を追求するか,売れる商品を追求するか。レンズも然り。
それに対しNikonは会社の中で1つの開発チームがカメラを開発しているように感じる。
Canonでは開発チームに2つの組織があるのではないだろうか。1D系の開発者が下位機種の開発に携わったらさぞかしストレスを感じるのではないかと思う。利益を追求するための製品づくりと割り切れば良いのだろうが。予想としては巨大な組織のセクトが2つ。人事交流もほとんど無い。どうだろうか。

それでは次期5Dはどうなるのだろうか。
これまでのCanonの製品づくりをから考えると,1D系とは差別化された5Dが開発されていることだろう。
それではD700の質感は超えられない。
質感以外で超えるとすれば,2000万画素超でISO6400以上での高画質か?あるいは1280万画素のまま15万円以下の低価格化か。できれば前者であって欲しい。そして予想を覆して1D系の質感で現れて欲しい。無理か〜?





せんだいメディアテークにて

CanonEOS5D A09 TAMRONSP28−75f2.8

テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
- 2008/07/02(水) 21:20:30|
- 写真機
-
| トラックバック:0
-
| コメント:8
デジタルか銀塩かという議論も,もう過去のものとなりつつある。
銀塩派の人には「一度,デジタル1眼を使ってみてから文句を言って欲しい」と言えるような画質のデジタル1眼レフが出揃った。今そのデジタル1眼を選ぶのが楽しい,というか悩ましい。
銀塩時代の1眼レフは「一生モノ」として買うことができた。デジタル1眼もそろそろ画質面では一生使えるレベルに達してきたような気がする。
時代とともに更に画質がアップするだろうが,画素数競争もそろそろ終焉ではないかと考えている。
その理由は,これまでの日本の趣味としての写真文化は「コンテスト」を中心として発達してきたからである。各種写真雑誌のコンテストや各地での写真コンテストのことである。
そのコンテストに参加するには印画紙のサイズが決まっている。審査時の印画紙のサイズは,最大でも「全紙」である。全紙サイズが最大ならば,自ずから画素数のリミットが生じる。

現在のデジタルカメラでは600万画素で「四ツ切り」でも十分,1000万画素では「全紙」でも大丈夫である。2000万画素あたりまで増えたらA0サイズのポスターまで可能と聞く。
しかし,プロでも雑誌の見開き(A3サイズ)を意識して作品を作っている人が大半であろう。
この先,2000万画素あたりまでは進むと思うが,その先はどうだろうか。
A0サイズは1mを超える。ポスターの撮影は一度はやってみたいが,その程度である。
出来上がったポスターは「家でどうするの?」ってことになると思う。
つまり,銀塩時代でも最高画質を求めるならば6×7や6×4.5などの大判フィルムカメラという選択肢があった。
しかし,35mmフィルムカメラが全盛を極めたのは,出力(現像焼き付け)サイズが「全紙サイズ」までだったからなのではないだろうか。

そこで,画素数競争は一段落として今,消費者が求めるのは「費用対効果」である。
EOS1DsM3 850000円 フルサイズ 約2000万画素 画質高++ フィーリング質感高
D3 560000円 フルサイズ 約1200万画素 画質高+ フィーリング質感高
EOS1DM3 400000円 APS+ 約1000万画素 画質高 フィーリング質感高
EOS5D 250000円 フルサイズ 約1200万画素 画質高+ フィーリング質感中
D300 180000円 APS 約1200万画素 画質高 フィーリング質感高
EOS40D 110000円 APS 約1000万画素 画質高 フィーリング質感中+
K10D 80000円 APS 約1000万画素 画質高 フィーリング質感中+
画質面で性能が横一線に並んできたならば,あとは質感競争とその価格。
上位機種のコストパフォーマンスで,キャノンが劣勢なのは否めない。

消費者はEOS1D系のフィーリングを今の半額で求めている。
10年経つと,パソコンの価格のように機能は2倍になって,半額以下が当たり前と考えている。
厳しい言い方で恐縮だが,1Dsマーク3の価格設定は殿様商売と言われても仕方のない時代なのかもしれない。
歴代のキャノンの最上位機種と他の機種とは別の会社のカメラのような違いがあったが,今後はそうはいかないと思う。質感でニコンに水を開けられたままではキャノンオーナーは納得できない。
次期EOS5Dではまずは質感の向上が最優先であろう。再びアマチュア機宣言をするのは危険だと思う。
さらにその性能と価格のバランスは,1400万画素,ISO6400での高画質,価格は25万円以下という所が妥当ではないだろうか。

CanonEOS5D A09 TAMRONSP28−75f2.8 福島市 四季の里にて



テーマ:★カメラ&レンズ・機材 - ジャンル:写真
- 2008/01/13(日) 00:55:39|
- 写真機
-
| トラックバック:1
-
| コメント:0