


脳神経細胞は分裂しないということが,最近までまことしやかに語られていた。
それは,生物学者カハールの言葉による。彼は1906年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。(神経)ニューロン研究のパイオニアである。
現在,脳神経にも幹細胞が見つかり,様々な脳研究が進んでいる。
細胞は普通,体細胞分裂の後,分化してそれぞれの臓器でそれぞれ特殊な働きをする細胞になる。
しかし,幹細胞は分裂して終わりにならない。永遠に分裂が続く。

質問コーナーでたまたま最初に読んでもらえた。
「幹細胞は分裂し続けるとのことですが,その回数には限界がないのでしょうか。」

(大隅先生)一定の条件,栄養や温度などを整えればいつまでも分裂します。幹細胞の定義がいつまでも分裂できる能力がある細胞とされています。
(大平さん)え,それでは今後の研究で不老長寿も可能になるのですか?
(大隅先生)実験で培養する場合は,永遠に分裂が可能ですが,実際にヒトの体内では,血液からの栄養の供給が途絶えたり,様々な要因で条件が悪くなるとそうもいかなくなります。寿命は100歳ぐらいかと言われています。理論的には,臓器というパーツを変えながら,長生きすることも可能かもしれません。しかし,個体レベルでの不老長寿はかなり難しいと思います。

しかし,死なない細胞とは驚きだった。
ガン細胞も死なないと聞いたことがあるが,多分原理は同じなのだろう。
受精卵という細胞は親の体の細胞の一つなのだから,親→子→孫という永遠の流れで永遠に一部の細胞は生き残っているとも聞く。
不滅か〜。地球の上を覆い尽くしている人間とは,きっとミカンに生えたカビみたいなものなんだろうな〜。

CanonEOS5D A09 TAMRONSP28−75f2.8

テーマ:心・脳・言葉・人工知能 - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2008/07/15(火) 22:01:09|
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