「トトロの木を見に行こか〜?」
「トトロの木?」
「そう。トトロの木やよ〜。」

阿田和から尾呂志川沿いの道を山の中に入る。
オレンジロードを新宮方面へ。

あ〜見えてきた。あれ,あれ。
え〜どれぇ?トトロ。

わ〜大っきい。
な。トトロやろ。
うん。
これが引作の大楠。

娘たちは木の下ではしゃいでいた。
「花より男子」ならぬ「楠よりおやつ」
さっき,阿田和のピネで買った無花果のパックを開けた。
木陰に座って,みんなで無花果を食べた。
久しぶりやねぇ。美味ぃ。
鳥居の向こうに海が見えるよ〜。

この樹を知ったのは何年前やったかな〜?
初めて地元の友人とこの樹を訪ねたのから,もう十年以上過ぎとるかも。
ここに至る道がきれいに舗装されていた。トイレも小さな駐車場もできていた。
あん時はこんなん無かったよなぁ〜。

樹の周りは整備もされてなくて,つい,あるって感じやった。
道もみかん畑の作業道みたいに細ぅ〜て,こんなとこに,ほんまに大楠なんかあるんやろか,と思た。

引作の大楠
幹周り15.7m
樹高31.4m
推定樹齢1500年
(南方熊楠先生の調査)
明治四十四年にこの辺りにある七本の大杉とともに切り倒されることになりましたが,これを知った南方熊楠先生が,民俗学者柳田国男先生に至急便をおくり,その尽力によりこの大クスだけが危うく伐採を免れた。三重県指定天然記念物 昭和十一年一月二十二日指定 御浜町教育委員会

それが,今回。
あれぇ〜。折れとる。あ〜あ。

ショックだった。

この辺りの民家も,よく見ると,お盆だというのに人があまりいない。限界集落。紀州はどうしても厳しいなぁ。
やっぱり今の日本は何かおかしい。地方も年金も切り捨て。誰がやっとんのやろか。あかんやろ。

CanonEOS5D A09 TAMRONSP28−75f2.8 XR Di

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- 2008/08/27(水) 22:24:04|
- 紀州
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小雨が降ってきて止んだ。
そろそろ,帰るか〜。
またヒグラシが鳴き始めた。 カナカナカナ カナカナ

EOS5D
高田は小学生の頃からよく泳ぎに来ていた。新宮市街から自転車で約30分。桧杖のトンネルを抜ける。目の前に広がる熊野川と山々の連なり。熊野川沿いの何もない谷間の1本道を友人達と自転車を漕いで行った。
高田自然プール,当時と何も変わっていない。小学生の頃,私は最初向こう岸まで怖くて渡れなかった。足の着かない深い所を越えるのが怖かった。深い緑色の淵が何とも不気味だった。
U字型に曲がった川は内側の河原から外側に行くほど深くなる。そして対岸は岩の絶壁だ。
初めて向こう岸まで泳げた時の嬉しさを思い出す。
でも今,その流れを見ると「こんなに近かったんかな〜?」と思うぐらい向こう岸が近い。
川で泳ぐのには,都会のプールで泳ぐのと流儀が違う。
ここでは誰もキャップとゴーグルを付けてクロールで泳いだりはしない。ここで泳ぐ基本は蛙泳ぎ。平泳ぎで顎をうんと突き上げて頭を水面から出した体勢で泳ぐ。だからゴーグルやプールキャップなんかはいらない。ほとんど髪も濡らさない。
川を直角に渡るには,少し上流に向かって泳ぐ。川の流れに流されるからだ。
上流からの水の抵抗を体に感じながら水を掻く。視線の先に見える向こう岸の景色が平行にスライドしながらだんだん向こう岸が近づいてくる。
そして,下流から上流にある岩場までまっすぐ泳ごうとするとかなり骨が折れる。
なかなか進まない。途中でしんどくなる。
疲れたら仰向けになって空を見ながら呼吸を整える。そしてまた蛙泳ぎ。
最初から一気に泳ぐのがしんどい時は川の反対側の崖を伝いながら遡って泳ぐ。
その逆は楽だ。流れに乗ってす〜っと泳げる。
頭を上げた蛙泳ぎは抵抗が大きくスピードが出ない。ゆったりと川を渡る。

GR-D
酷暑の日でも高田の水は冷たい。
なかなか太腿まで水に浸かれない。
その次は腰までだ。そして肩。「ぅわ〜。」思わず声が出る。
日中は晴天。かんかん照り。
そんな暑い日には「高田」。

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ほら,そこに魚おるやん。
そこそこ,ヨシノボリ。

GR-D

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娘の捕ったヨシノボリ。
毎年,毎年,高田には行っとるからな〜。捕るの上手なったよ〜。

GR-D

EOS5D
新宮の夏は自然プール。
プールって貯めるって意味やと思うけど,ここのプールは流れとる。
なかなか,え〜よ。

EOS5D

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実際はこんな感じです → (吊り橋から眺めた全景)
[川で泳ごら〜。 和歌山県新宮市 高田川自然プール]の続きを読むテーマ:四季 ー夏ー - ジャンル:写真
- 2008/08/23(土) 23:06:05|
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